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似てるけど違う!敷金と礼金の違い

敷金と礼金はたいていの場合ワンセットで語られますが、本来はまったく意味の異なるものです。
まず、礼金は文字通り大家や管理人への挨拶がわりに納付するもので、原則として退去後も返ってくることはありません。
礼金はその昔、まだ大家の力が強かった時代の名残であると考えられており、必ずしも支払う必要はありません。
一方の敷金はいわゆる修繕積立金のようなもので、居室の修理や保守などにあてられます。
修繕に使われなかった分は退去後に返金されるのがルールで、仮に返金をしぶるようなら法的手段によって返還をもとめる権利が認められています。
ゼロゼロ物件では敷金礼金の両方がかかりませんが、実際には管理費として敷金を分割で徴収していたりと、名目のみが変わっている場合があるため、契約内容をよく確認しておきましょう。

時代の変化?大家と管理人の違い

しばしば混同されがちなものとして、大家と管理人があります。
どちらも物件を管理する立場のため、入居者から見れば同じに見えますが、その意味合いには厳密な区別があります。
大家と管理人の関係は、チェーン店舗と個人経営にたとえられます。
管理人は原則として物件の管理組合に所属しており、管理会社からそれぞれの物件の管理を委託されています。
一方の大家は個人経営のコンビニのようなもので、管理会社に属さずに自分ひとりで物件を管理しています。
したがって、管理人は日中のみ常駐していますが、大家は物件の一室に住み込み、24時間体制で管理しています。
日本ではかつては大家による管理スタイルが主流でしたが、賃貸物件のシステム化にともない、複数の管理人によるローテーション管理が主流になってきています。


なぜ敷金礼金が生まれたのか

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